アンダーローン

アンダーローンとは

アンダーローンとは、住宅ローンの残債務額が自宅の市場価値を下回っている状態を指す。つまり自宅を売却することで借金を完済できる状態である。文脈により多少意味合いが異なるため、本用語は「任意売却活動におけるアンダーローン」と定義する。

一般的にアンダーローン状態であれば、自宅を売ることで残債務を一括返済することができる(自宅の売却額>残債務つまり借金の残額=アンダーローン)ため、通常の不動産市場で販売活動を行うことで問題を解決できる。なのでこの場合は任意売却を依頼する必要はない。

対義語はオーバーローン。オーバーローン状態では自宅を一般不動産市場で売却しても借金を完済することは難しいため、通常の販売活動を行うことはできない。そのため債権者による同意のもと、債務者が自らの意思でオーバーローン状態でも自宅を売ることができる「任意売却」を行うのが一般的に最適とされている。