リスケジュール(返済条件の変更)について

リスケジュールとは、任意売却において「住宅ローンの返済条件の変更およびその交渉」を指します。

一般的に住宅ローンの支払いが困難になった場合、任意売却かこのリスケジュールを選択する人が多いです。

リスケジュールをすることで返済期限を一時的に延ばすことができ、毎月の返済額を減らせます。

しかしこれは暫定的な措置であり、その有効期間は長くても2～3年となります。

リスケジュールが有効となる期間が終わった後は、元の返済額に戻りますので、その後に返済不能状態に陥ることもあります。

なので任意売却ではなくリスケジュールを検討している場合も、まずは住宅ローン返済問題のプロに相談することが最善と言えます。

住宅ローンの返済は、「期限の利益」です。

期限の利益とは、簡単に言うと「一括の返済・支払いではなく、ある一定の期間中に渡って返済・支払いを続けられる利益」です。

長期間に渡って一定額を支払い続けるという約束を守れば、借主は月々の負担額が減って、それが利益となります。

そして住宅ローンの返済滞納とは、金融機関が保障した「期限の利益」を享受する約束を破ることを意味します。

なので金融機関が与えていた「期限の利益」は解消され、「期限の利益の喪失」が発生します。

リスケジュールはその期限の利益の喪失を回避するための方法であり、その先に待つ「競売」という最悪の展開の回避策でもあります。

任意売却はリスケジュールによる返済条件の変更後、リースバックと並んで住宅ローン返済の最終手段として検討されがちです。

以前までは任意売却が、住宅ローン返済不安・滞納時の最も有効的な方法とされていました。

しかし昨今は、金融機関とのリスケジュールを行って自力で問題を解決しようとする方が増えたようで、一概に主流とは言えないようです。

それでも任意売却には、下記のような独自の強みがあります。

1. 確実性～相談が早いほど成功する可能性が上がり、ほとんどの対応も依頼先のプロが行う

2. 還元性～通常の不動産販売市場とほぼ変わらない金額で不動産を売却し、手元にお金が残る可能性が高い

3. 包括性～住宅ローン返済全般および債務整理や借金問題に幅広く対応している業者がほとんど

自分でリスケジュールを債権者と行うよりも、任意売却することで圧倒的に多くの利益を享受できます。

一般社団法人 任意売却協会および当社オーナーズ・プランニング株式会社は、相談から依頼完了まで、依頼主負担の自己費用は￥0です。

無料で相談できますので、住宅ローンの返済でお悩みであれば、ぜひ一度ご連絡ください。